さて、K-1 K-1 WGP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 によって、Krush.championのLeona Pettas選手と
武尊選手との闘いが最高の形で終えたためにK-1の中での一つの段階が終わったように
静かに過ぎてきたこの1か月。
その混乱の中で開催された Krush.123からいか月が過ぎ、124大会を迎える。
ダブルメインイベントと打ち出したカードがどうなるかが見どころです。
- 主催:Krush実行委員会
- 大会名:Krush.124
- 日時:2021年4月23日(金)
- 開場16:45 開始17:30
- ▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R
- ▼第1試合 Krushライト級/3分3R・延長1
- ▼第2試合 Krushフェザー級 3分3R・延長1R
- ▼第3試合 Krushライト級 3分3R・延長1R
- ▼第4試合 Krushクルーザー級 3分3R・延長1R
- ▼第5試合 Krushウェルター級 3分3R・延長1R
- ▼第6試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
- ▼ダブルメインイベント第1試合(第7試合)第5代Krush女子フライ級王座決定戦
- ▼ダブルメインイベント第2試合(第8試合)Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 【まとめ】
主催:Krush実行委員会
大会名:Krush.124
日時:2021年4月23日(金)
開場16:45 開始17:30
※当初の発表より30分早く開始
会場:東京・後楽園ホール
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R
齋藤紘也
(WSRフェアテックス三ノ輪)
vs
マーク・バード・ジェームス
(イギリス/K-1五反田チームキングス/第8回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -70kg優勝)
イギリス人のファイターです。
少しプレッシャーのかけ方が無謀ですが、積極的です。
対する斎藤紘也選手は身長があるので、決して見劣りしない身体です。
Mark Bird James選手は、戦績が物語る、ガードの甘さが大きいです。
日本のジムでのアドバイスがうまく伝わらないのでしょうか?
とにかく、前に出るのに手が出ない。
前に出てから内に行くので必ず打たれてしまう上にガードが甘い。
斎藤紘也選手はそれを見逃さずに、左のリードが走ります。
それが、当然カウンター気味です。
身体のしっかりした部分を見るとMark Bird James選手の今後の上達は
意味の伝えられるコーチが必要です。
▼第1試合 Krushライト級/3分3R・延長1
里見柚己(team NOVA)※K-1 GYM横浜infinityから所属変更
vs
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
堀井翼選手は、お笑い系ファイターですが
ここでもし続けたければ、もっと練習しなければならないのでしょうね。
ただ、面白おかしくやりたいのであればとはいえ、しっかりとした闘いが出来なければいけません。
特に右ミドルだけでもしっかりと蹴れるとか
ずっとまっていたところに、右のオーバーハンドフックなど見せるものが一つないと
正直第一試合すら難しくなる。
このキャラだけではシバターと変わらないですよね。
格闘技に属したいのであればもう少し何とかしないと。
まぁ、里見袖己選手はこの選手とフルラウンドでは・・・
▼第2試合 Krushフェザー級 3分3R・延長1R
久保一馬(FIGHT CLUB 428/第19回K-1チャレンジAクラス -60kg優勝)
vs
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER/第30回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝)
立基選手と久保一馬とは今の選手が非常に多いのですが、
二人とも必要以上にカーフを狙いあうために
パンチもその他の攻撃もすべて雑に仕上がっています。
もったいないですね。
流行りはその選手の物であって
まねをしても意味がないのでしょう。
本人の攻撃にしっかりとした軸がないのに
カーフを効かせるなどはあまり見ていて面白くないですね。
▼第3試合 Krushライト級 3分3R・延長1R
迅也(北斗会館浅科道場/第6回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -70kg優勝)
vs
昇也(士魂村上塾/第4代Bigbangスーパー・ライト級王者)
この試合はKrush.らしさが出る積極的な闘い方でした。
しっかりと距離が取れていないため回転だけでは力が出せていないのですが、
所々で当たる攻撃で
昇也選手が勝ちましたが
どちらが勝ってもおかしくない一戦でした。
▼第4試合 Krushクルーザー級 3分3R・延長1R
植村真弥(WSRフェアテックス幕張/WMC日本ヘビー級王者)
vs
中平卓見(北眞舘)
この試合は第一試合と同様見る必要ない試合です。
この子供の喧嘩のような試合。
醜い体の仕上がり。
▼第5試合 Krushウェルター級 3分3R・延長1R
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
vs
幸輝(インタージム/初代KPKBスーパー・ウェルター級王者)※Krush初参戦
雑ですね。 お互いの力量もそうですが、試合としては非常に
危険な内容になります。
この程度の技術の試合は見るに堪えない・・・
▼第6試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
vs
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
この斉藤雄太選手は、試合前の態度からすでにない感じでした。
ふてぶてしいのに、当たり前の構えすら作れず
バックハンドブローでくるくる回る。
正直第六試合にこのカードしかできないのは厳しい。
小嶋瑠久選手は非常にいい素質を持っているだけにこの素人極まりない試合しかできない
斉藤雄太選手はダメですね。
▼ダブルメインイベント第1試合(第7試合)第5代Krush女子フライ級王座決定戦
壽美(ことみ/NEXT LEVEL渋谷)
vs
真優(月心会チーム侍)
さて、ダブルメインの一試合目です。
壽美選手はKANA選手に勝てたことにより一気に脚光をあびました。
対する真優選手も最近売り出し中の選手
月心会は勢いがあります。その中でも勝気な攻めと
右のキックが非常にスピードがありいい選手です。
壽美選手は顎を引きしっかりと見ながらこつこつパンチを出します。
スピードはないのですが、愚直に攻めるタイプ。
真優選手としては、間合いが詰められるために思い通りのキックが出し切れない
前蹴りにも光るものある真優選手ですが、その間合いを詰められなかなか動けない。
再三真優選手は前蹴りを出すのですが、距離がよくないために威力がない状態。
最終ラウンドまで来ています。この時点で壽美選手のペースになります。
しっかりと押し返しながら愚直に前に出る壽美選手は自分のペースになっています。
派手な打撃を出すのですが、攻撃が軽いために真優選手の有効打が決まりません。
壽美選手は非常にいい左ストレートが出ています。前回の試合はKANA選手に勝ったため
肩に力が入りすぎていましたがとにかくこの試合はいいパンチが当たっています。
前回よりも腰をしっかりとつかえており有効打という評価になるパンチでした。
▼ダブルメインイベント第2試合(第8試合)Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
加藤虎於奈(王者/TEAM TOP ZEROS)
vs
松岡 力(挑戦者/K-1ジム五反田チームキングス)
試合前から額をつけあうイケイケな感じ私はあまり評価できません。
Leona Pettas選手の弟加藤虎於奈選手。
地味ですがそこそこの位置にいる松岡 力選手
反応はいいので、加藤虎於奈選手はもっとよくなりそうなのですが、
K-1はこのへんが難しいところがあります。
Krush.でそこそこにいくとちやほやされすぎるところが
上に上がり切れない選手を作るようです。
ダブルメインが何とも判定の二試合という結果厳しいですね。
【まとめ】
Krush.の現状は非常に厳しいのを感じます。
当然K-1もそうですが。
今後の格闘業界は混とんとしていきます。
正直リスクを負ってギャラが安いなどは当然あるでしょう。
はい、それでは この辺で ★ Master Kevin ★ でした。
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